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派遣会社における生成AIの事業影響と活用実態に関する調査結果の公開

2026.05.19
派遣社員
派遣元企業

当協会では、会員企業ならびに優良派遣事業者を対象に、派遣会社における生成AIの事業影響と活用実態について調査を実施しました。
このたび、最終調査結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。

本調査は、生成AIの急速な普及を受け、派遣業界における影響や活用実態、今後の人材育成ニーズ等を把握することを目的として実施したものです。会員企業及び優良派遣事業者141社から回答を得ました。

調査結果のポイント
■ 現時点での派遣需要への影響は限定的
生成AI導入による派遣需要への影響については、「ほとんど影響していない」が48.9%となり、現時点では大きな変化は限定的との認識が中心でした。
一方で、データ入力や一般事務、コールセンターなど定型性の高い業務については、3年後に需要減少を見込む声が多く見られました。

■ AI活用スキルの需要は今後大きく高まる見通し
派遣社員に「生成AI活用スキル」が求められるとの回答は、現状では15.6%にとどまる一方、3年後には71.7%まで高まると予測されています。
派遣業界においても、AIを活用できる人材の育成やリスキリングの重要性が高まっていることがうかがえます。

■ 対人対応・専門性を伴う領域では需要維持・拡大の見方も
IT・エンジニア、医療・介護・福祉、軽作業・物流など、対人対応や専門性、現場対応を伴う領域では、「変わらない」「拡大する」との回答も比較的多く見られました。
生成AIの進展に伴い、業務内容や求められるスキルは変化する一方、人による対応や現場力の重要性も引き続き認識されています。

■ 社内でのAI活用は進展
生成AIについて「全社的に活用している」「一部の部署や業務で活用している」と回答した企業は75.1%となりました。
活用内容としては、提案資料作成、議事録作成、情報収集、求人票作成などが多く、業務効率化への活用が進みつつあります。
一方で、セキュリティや個人情報保護、社員のスキル不足などが主な課題として挙げられています。

生成AIは、派遣業界においても業務や人材ニーズに変化をもたらす可能性があります。本調査からは、現時点で影響は限定的であり、また業務領域によって見通しが異なることも明らかになりました。
日本人材派遣協会では、今後もAI時代に対応した人材育成や教育訓練、適正な活用環境整備などについて、会員企業とともに取り組んでまいります。

■ 調査結果資料
「派遣会社における生成AIの事業影響と活用実態に関する調査結果」

【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人 日本人材派遣協会 広報室
TEL:03-6744-4130
Mail:koho@jassa.or.jp