会長メッセージ

一般社団法人日本人材派遣協会 会長 田﨑 博道

一般社団法人 日本人材派遣協会
会長   田﨑 博道

4月に入り初めての「まん延防止等重点措置」が実施され、変異株による感染の広がりも見られるなど、再び緊張感が高まる状況のなかで新年度を迎えることとなりました。

1年超にわたる長い期間、最前線で強い使命感を持ってコロナウイルスと闘い続けておられる全ての関係者の皆様に、あらためて、こころからの敬意を表するとともに感謝を申し上げます。そして、私たち一人ひとりも、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に引き続き緊張感をもって取り組んでいかねばならないとの思いを強くしております。

コロナ禍の厳しい状況の中で、私たち派遣会社は、派遣社員の安全と雇用の維持・保護を最優先に、派遣先企業の皆様からのご協力もいただきながら、時差通勤やテレワークの促進、派遣契約更新の確認の早期化や休業への補償などに取り組んでまいりました。また、キャリアコンサルティングの実施、教育・研修機会の提供にも全力で取り組んでおります。

1月には4度目の厚生労働大臣要請もありましたが、こうした皆様の真摯な取組みにより、職種や業種による違いはあるものの、派遣社員の雇用はなんとか持ちこたえられている状況にあるといえます。

しかし、コロナ感染収束までの道のりは依然として険しく、また、収束後もコロナ感染拡大以前の状況に戻ることはないでしょう。コロナ禍はこれまでの社会経済の構造的問題点を改めて浮き彫りにしました。産業構造の変化により仕事の需要も大きく変化し、働く人の働き方や就業意識も加速度的に大きく変化していきます。国もポストコロナ時代の新しい未来を見据え、「新たな日常」の実現のための変革を一気に進めようとしています。

このような時代の転換点において、派遣会社としては、変化をとらえて先回りし、働く人個々人の多様性に応じた就業環境の整備と雇用の確保、就業機会の創出に取り組んでいくことで、社会からの期待にお応えしていくことができると考えます。

人材派遣協会といたしましては、日ごろ求職者・求人者の双方に直に接している会員各社の皆様との接点を増やし、現場ニーズや実務を踏まえた支援活動をこれまで以上に推進していきたいと考えております。これまでも中核事業として取り組んでいる「コンプライアンスへの対応」と「派遣社員のキャリア形成支援」の各事業の提供方法や内容を工夫し、より多くの会員の皆様に活用いただけるようにしてまいります。また、会員の皆様に派遣業界を取り巻く法制度改定の動向、会員各社の好取組事例などの情報をタイムリーに提供していくとともに、対外的に派遣業界の役割・機能の理解推進に向けた発信も強化してまいります。今年度もこのような取組みを通じ会員の皆様の新しい時代に向けた事業活動をサポートしてまいる所存です。
新年度が皆様にとりまして、実り多い年でありますようこころよりご祈念申し上げます。

2021年04月
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